北陸道を行く

北陸自動車道、杉津ＰＡより敦賀湾を望む、今日の敦賀半島は霞んで遠く見える

山、トンネル、山の連続の景色は、関東のだだっ広い平野になれた目には、あらためて新鮮に映る、昔はこんなところに住んでいたのになぁ。

鉛色の空と、福井の人は、よく言う、しかし久しぶりに訪れた福井の風景は、ドライな空気の関東と違っていい具合にウェットで、初夏の青々と茂った稲が雲とよく対比していて北陸っていいなあと思わせる。

朝方、東尋坊は、霧が深く見通しが悪かった、これぞ日本海の気候という感じ

ようやく太陽が昇ってくると霧が晴れ、遠く雄島も姿を現す、イーゼルを立てスケッチを始める、今日は、岩壁の上にしては風も穏やかでスケッチ日和、日本海の澄み切った青さが目にしみ、荒々しい東尋坊の岩肌とコントラストをなしている。

　　東尋坊　油彩　Ｐ６